2010年5月1日土曜日

赤子と黒子のantipue


昨日は、高校時代の友人、竹沢佑真の展覧会にいってきました。
場所は、京都市営地下鉄東西線東山駅から徒歩1分ところにあるギャラリー「JARFO」
駅の1番出口と2番出口に挟まれていて、アクセスはとってもいいです。

二人展「赤子と黒子のantipue」
高校時代、共に絵の道を志し、彼は京都造形に。僕は京都精華大に行くことになりました。


彼の作品をちゃんとした形で見たことがなく、祇園でおみやげのお団子を買ってギャラリーを向かう自分は何故か緊張していました。何か照れくささのような不思議な心境。

洋画の2人が大きなキャンバスに表現した展覧会。
大きい絵にはインパクトがありますね。
友人の絵は想像してたよりもずっと暗い作風でした。
驚く事に全て10日で描き上げたらしく、搬入の時点でまだ乾いてなかったという。
素直に頑張ってるなと思ったし、嬉しかった。
そしてなによりも大きな刺激になりました。
好みの画風ではありませんでしたが、過去に描いた作品の一つはとても引き付けられるものを感じました。やっぱり洋画ってかっこいいですね。僕は洋画を描いたことがないので、はっきりいって憧れます。

もう1人の田中君ともかなり話をしました。
個人的には彼の作品の方が色使いなど好みでした。
全体的に見応えがありましたね。
しかし思うことは身内と他人ではやっぱり見方が違いますね。
僕の場合、完全に客観的には見れない気がします。
作者の背景や発表に至る過程を知れば知るほどに。
もっと客観的に見れる方がいいんですが性格なんでしょうか。今回でも見れただけで感動しましたからね笑

5月の8日までやっているので興味のある人は是非行ってください。


同じ日にCOCON烏丸のSHINBIで行われている精華大の卒業生、大田ゆらさんの個展に行ってきました。
人や車をかなり高い視点から捉えた構図でした。
写真を見て描いているのかどうか本人がいなかったので、話を伺う事は出来ませんでしたが、写真を見てないとしたらすごい事です。基本的に上からの構図を想像で描く事はかなりむずかしいですからね。
色彩的にも綺麗で良かったです。多少作品によってムラはありましたが。
入口から小さい作品をならべ、奥の広いスペースで大きな作品をもってくる展示。
ギャラリーの特徴を利用していましたね。モチーフが日本である事に好感が持てました。

これは23日まで。